ミャンマーとの鉄道計画が頓挫

中国とミャンマーのメディアによると、中国が進めていた雲南省昆明とミャンマー西部チャウピューを結ぶ鉄道建設計画が22日までに頓挫した。ミャンマーの住民の強い反対があったためで、中国南部からインド洋へのアクセス確保をもくろむ中国の戦略に狂いが出そうだ。

 

 両国は2011年に覚書を締結。中国が約200億ドル(約2兆円)を拠出して15年までに鉄道を完成させ、50年間の運営権を得る計画だった。しかし沿線住民による反対運動が強まった上、中国が鉄道の運営権を理由にミャンマーの内政に干渉しかねないとの警戒も広がったため、中国は覚書の更新を求めず、計画は白紙となった。

 

 チャウピューと雲南省の間には13年10月に天然ガスパイプラインが完成し、全面稼働している。鉄道計画は頓挫したが、中国が今後高速道路建設を進めるとのうわさが出ているという。

 

時事通信 7月23日