ミャンマーで電気工事技術者育成 きんでん・住友商事

関西電力グループで電気工事大手のきんでんと住友商事はミャンマーで電気工事技術者の育成事業を始めた。ミャンマーの有力理工系教育機関AGTIと協力し、独自カリキュラムを地元学生などに提供する。継続して年間40人程度を育てる計画だ。受講者の一部を採用し、将来のミャンマー事業拡大の布石とする。

 

送配電工事と一般電気工事の2コースで、座学や実技を合わせ8カ月程度。受講生は公募し、学生や地元企業に勤めるエンジニアも受け入れる。受講は有料だが、きんでんと住商が一部を負担する。受講者の進路は拘束しないが、きんでんや協力企業への入社を促す。

 

23日、最大都市ヤンゴンで開いた記念式典で藤田訓彦きんでん副会長は「ミャンマーの国民性は勤勉で精緻。長く事業を展開できる」と期待を示した。きんでんは今年、ミャンマーに営業拠点を開いた。現地で不足する技術人材を育成し、工場向け電気設備といった需要の取り込みを急ぐ。

 

日本経済新聞 7月24日