ミャンマーで職業訓練教室「サクラ-インセイン テクニカルコース」を開講

住友商事株式会社

現地の電気工事技術者養成を支援

 

住友商事株式会社(本社:東京都中央区 社長:中村邦晴(以下「住友商事」)と株式会社きんでん(本店:大阪市北区 社長:前田幸一(以下「きんでん」)は、ミャンマーの技術者養成学校GTI(Government Technical Institute)の支援団体であるAGTI(Association of Government Technical Institute)と、同国の電気工事技術者を養成する支援プログラム実施協定を昨年3月に締結しました。

 

そして、ヤンゴン市インセイン区のGTIインセイン・キャンパス内に職業訓練教室「サクラ-インセイン テクニカルコース」を開設し、7月23日に現地で開講式を行いました。なお、この式典は在ミャンマー日本国大使館より、日本・ミャンマー外交関係樹立60 周年記念イベントとして認定されています。

 

ミャンマーでは民主化の推進が図られ、今後の有望市場として世界中から注目を集めていますが、国の発展に必要な電力などのインフラ整備や熟練技能者不足な どが課題になっています。そこで、同教室に「送配電工事コース」と「一般電気工事コース」の2つの講座を設け(定員各20名)、きんでんが日本国内で実施 している技能訓練を8ヶ月間にわたって行い、電気工事技術者を養成していきます。昨年10月から今年3月にかけて同教室で指導員を務めるミャンマー人6名 をきんでんの研修施設「きんでん学園(兵庫県西宮市)」に迎え入れて専門教育などを実施し、その後、現地で教室の整備や実習設備の構築(電柱や配管・配線 の作業板等)、教材の準備などを住友商事、きんでんにて共同で進めてきました。

 

開講式にはAGTI会長、ミン・スエ・ミャンマー・ヤンゴン地域首相、ミャンマー科学技術省副大臣をはじめ、在ミャンマー日本国大使館や日系の経済団体な どからの出席者とともに、住友商事からは妻鹿英史ヤンゴン事務所長ほか現地関係者、またきんでんより藤田訓彦副会長、東京営業本部長の前田榮孝取締役・専 務執行役員、国際事業本部長の松尾志郎取締役・常務執行役員など約200人が出席しました。藤田副会長は開講のあいさつで「当社は約40年前より海外の技 術者育成・教育に取り組んできました。このミャンマーでも優秀・有能な人材を育成することで、社会に貢献できるものと期待しています。第1期生の皆さん は、自国の経済発展に貢献するという高い志と強い向上心を持って研鑽に励んでいただきたいと思います」と述べました。

 

続いて、開講のテープカットが行われた後、松尾取締役・常務執行役員が今後の研修予定や具体的な実習内容および各コースの詳細を説明しました。そして、出 席者は昇柱作業や配管・配線作業の実演の様子を見学しました。第1期の講座は同月28日よりスタートし、きんでんの派遣指導員がサポートしながら来年3月 27日に終了する予定。来年度以降は、ミャンマー人指導員のみで対応できる体制を構築し、毎年実施していく方針です。

 

住友商事は1954年のヤンゴン事務所開設以来多数のプロジェクトに関わり、同国の発展に寄与しております。長年に亘るミャンマーでの商活動の経験を通じ て、今回の職業訓練教室の開校に携わり、今後の円滑な運営にも協力して参ります。また、きんでんも2013年2月にヤンゴン駐在員事務所を開設し、同国で の営業を開始しました。両社は今回の講座を通じてミャンマーにおける送配電線のインフラ整備やビル・工場などの一般電気工事の熟練技能者を養成することで 日本の技術移転を推進し、同国の持続可能な産業発展に貢献していきたいと考えています。

 

産経ニュース 7月25日