鉄建、ミャンマーに事務所 鉄道関連工事の受注開拓


鉄建は2014年度中にミャンマーの都市ヤンゴンに事務所を設立し、同国で鉄道関連工事の受注活動を始める。ミャンマーは経済発展に伴い、老朽化した鉄道設備の大規模改修を予定している。同国の国営鉄道が来年末にも発注を始める枕木やレールなどの改修工事の受注を目指す。

 

鉄建の筆頭株主は10%を出資する東日本旅客鉄道で、同社からの受注が売上高の3割を占める。鉄建は駅舎のほか、橋梁など鉄道分野の建設工事を主力としている。2020年の東京五輪以降は国内市場は縮小するとみて、海外での事業基盤を広げる。

 

海外では現在、ベトナムで鉄道用橋梁の工事を手掛けている。同国では今後、従来の橋梁の改修だけでなく高架の新設案件の受注を狙う。交通インフラの効率化のため都市部などで高架が増えると見込んでいる。数年後にはスリランカやカンボジアでも鉄道分野の受注獲得を目指す。20年度の海外売上高を現在の5倍の100億円に増やしたい考えだ。

 

日本経済新聞 8月26日