三菱商事と日立が鉄道信号システム一式受注

三菱商事株式会社と株式会社日立製作所は、15日、ミャンマー連邦共和国のミャンマー国鉄と鉄道信号システム一式に関する正式契約を締結した。契約金額は約24億円。本プロジェクトはJICAによる無償資金協力による資金が供与される。

 

今回供給する鉄道信号システムは、列車中央監視装置や信号灯や分岐器を制御する電子連動装置、列車の接近により自動的に警報を作動させる踏切自動警報装置などで、据付工事までを実施。導入区間は、主要鉄道幹線の一部、ヤンゴン中央駅からピュンタザ駅までの約140キロの区間。

 

ミャンマーの鉄道は老朽化が進み、輸送サービスの質と安全性の向上が喫緊の課題である。国内の長距離輸送手段は自動車輸送あるいは航空輸送が大部分を占めており、旅客・貨物輸送の需要増加に対応するには鉄道網の整備は必須だ。

 

ミャンマー国内では、将来案件としてヤンゴン環状線の近代化、ヤンゴン~マンダレー路線の全区間の近代化など、複数の鉄道プロジェクトが計画されている。

三菱商事と日立は、今回の受注を皮切りに、今後もミャンマーでの将来案件の受注に向けて積極的に取り組む方針だ。

 

■ヤンゴン~マンダレー路線図(出展:独立行政法人 国際協力機構(JICA))


2015年5月18日

三菱商事株式会社

株式会社日立製作所

プレスリリースより